派遣職員の報告書
|
東日本大震災により甚大な被害を被った宮城県仙台市及び山元町に対し、これら市長から支援要請を受けていた胆振管内伊達市及び白老町をサポートするため、平成２３年３月２５日開催の「東北地方太平洋沖地震に関する胆振管内市町長会議」において、被災地から要請を受けている管内市町に対し、管内をあげて応援体制を構築することを確認し、次のとおり災害支援活動を実施しました。 また、央北地域の各被災県への支援のため、北海道は、全国知事会からの呼びかけにより、人的支援として関係職員の派遣を実施。この職員派遣の一環として、胆振総合振興局から派遣した職員の活動内容を取りまとめたものです。
|
１ 宮城県山元町に対する支援活動
宮城県山元町は、胆振管内伊達市と姉妹提携都市をしており、東日本大震災による被災を受け、伊達市に対して支援を要請。伊達市を主体とした胆振総合振興局及び管内市町を含めた「オール胆振」体制で宮城県山元町に対する支援活動を実施しました。
２ 宮城県仙台市に対する支援活動
宮城県仙台市は、胆振管内白老町と姉妹都市提携をしており、東日本大震災による被災を受け、白老町に対して支援を要請。白老町を主体とした胆振総合振興局及び管内市町を含めた「オール胆振」体制で、宮城県仙台市に対する支援活動を実施しました。なお、支援活動内容は、仙台市役所における戸籍業務と避難所運営業務であり、胆振管内市町職員はこれら２支援業務を、胆振総合振興局職員は避難所運営業務の支援を実施しました。
３ 宮城県石巻市に対する支援活動
道の被災地派遣（避難所運営支援）については、北海道総務部による調整のもと、各部等及び各総合振興局・振興局職員が担っており、胆振総合振興局職員の派遣については、宮城県石巻市における各避難所の運営支援業務を実施しました。
４ 宮城県気仙沼市・福島県郡山市及び福島市に対する支援活動
道の被災地派遣（保健医療支援）について、厚生労働省からの要請のもと、北海道保健福祉部による調整のもと保健福祉部及び各総合振興局振興局職員が担っており、胆振総合振興局からの派遣について、健康相談、心のケア、公衆衛生及び放射線除染業務支援として実施しました。
