学校交流について
「胆振」はウポポイや縄文遺跡群、洞爺湖有珠山ジオパークなど教育的価値の高い地域資源に恵まれた地域です。
胆振総合振興局では、この恵まれた資源を活かし、教育旅行で来道される道外校の生徒と胆振地域の学校との学校交流を調整しております。
学校交流は、異なる地域の同世代との触れ合いを通じて、相手地域の特色を学ぶとともに自らの地域の魅力についても理解を深める貴重な機会となります。
調整に当たっては、胆振教育局をはじめとした関係機関とも連携・協力を行いますので、ご興味がある場合は、気軽にお問い合わせください。
交流の様子
令和6年8月30日(金) 青森市立三内小学校ー壮瞥町立壮瞥小学校
洞爺湖ビジターセンター・火山科学館において、壮瞥小学校の児童から、洞爺湖の成り立ちや、昭和新山、壮瞥町の特産品にまつわる説明やクイズを出題しました。
また、三内小学校の児童からは、自分の名前や自己紹介などを記載した「手づくり名刺」を壮瞥小学校の児童に渡し、互いに交流を深めました。
実施にあたっては、事前にZOOMを使ったオンライン交流を行い、お互いの自己紹介をしたほか、双方がそれぞれの地元を紹介をし、当日の交流に向け事前に学びを深めました。
交流の後は、学んだ内容を児童が発表する事後交流を行います。
令和6年7月23日(火) 多摩大学附属聖ヶ丘中学校(東京都)と北海道白老東高等学校の交流
仙台藩白老元陣屋資料館において、白老東高校生のガイドが、展示史料を基に北方警備のために仙台藩士が白老で駐屯し、アイヌの人たちとの交流を大切にしながら陣屋を築いたことや、江戸幕末期の動乱の影響で撤退を余儀なくされた歴史を説明しました。
多摩大学附属聖ヶ丘中学校の生徒からは、「アイヌ文化については事前にある程度知っていたが、資料を見ながらガイドを受けたことで、より深く理解することができた。」などと学びが深まった旨の感想がありました。