平成22年度胆振管内観光入込客数・訪日外国人宿泊者数調査結果
○平成22年胆振管内観光入込客数
及び平成22年胆振管内訪日外国人宿泊者数について
●観光入込客数の状況
平成22年度の観光入込客数は14,840.4千人となり、前年度同期(15,146.5千人)に対し、▲2.0%と306.1千人の減少となりました。
上期においては、口蹄疫発生の影響により、一部地域でイベントの中止が相次いだものの、好天等による一部イベントへの入込客の増加や、平成21年10月に新設された「道の駅ウトナイ湖」への入込客の増加、7月の訪日中国人の観光ビザ取得要件の緩和、アジア地域の景気回復や北海道ブームの影響によるアジアを中心とした訪日外国人旅行客の大幅な増加により入込客数が大きく増加しました。
下期は、中東や北アフリカ情勢の悪化に伴うガソリン価格の高騰や、9月に発生した尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件による訪日中国人の減少、さらに3月11日に発生した東日本大震災の影響によって国内旅行客及び訪日外国人旅行客が減少したため入込客数は大幅に減少しました。
(単位:千人・%)
区分 |
観光入込客数 |
観光入込客数の内訳 |
観光入込客数の内訳 |
宿泊延数 |
||
道外客 |
道内客 |
日帰り客 |
宿泊客 |
|||
平成22年度 |
14,840.4 |
4,805.5 |
10,034.9 |
12,266.3 |
2,574.1 |
2,768.2 |
平成21年度 |
15,146.5 |
4,843.6 |
10,302.9 |
12,444.8 |
2,701.7 |
2,897.2 |
対前年度 |
▲2.0 |
▲0.8 |
▲2.6 |
▲1.4 |
▲4.7 |
▲4.5 |
【参考】平成22年度胆振管内観光入込客数の状況について(PDF)
●訪日外国人宿泊客数の状況
●訪日外国人観光客数の状況
平成22年度の上期においては、7月の訪日中国人の観光ビザ取得要件の緩和、アジア地域の景気回復や北海道ブームの影響によるアジアを中心とした訪日外国人旅行客の大幅な増加により、訪日外国人宿泊者数は大幅に増加しました。一方、下期は、9月に発生した尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件による訪日中国人の減少やチャーター便の減少などによる訪日台湾人の減少、平成23年3月11日に発生した東日本大震災の影響により訪日外国人旅行客は大きく減少しました。
このように下期は外的要因の影響も大きく、減少したものの、上期の好調な伸びがこれをカバーする結果となり、平成22年度をトータルで見ると訪日外国人宿泊者数(延べ数)は433,717人と、前年度(391,805人)に対し、+10.7%と41,912人の増加となりました。
特に国別で見ると、韓国やシンガポールなどのアジア圏の来客が大幅に増加したことが影響しています。
(単位:人・%)
地域 |
アジア圏 |
その他 |
合計 |
|||||||
宿泊 |
中国 |
韓国 |
台湾 |
香港 |
シンガ ポール |
マレー シア |
タイ |
インド |
||
H22年度 |
65,126 |
127,760 |
126,292 |
51,606 |
31,207 |
8,563 |
8,937 |
19 |
19,389 |
433,717 |
H21年度 |
67,690 |
83,618 |
149,468 |
46,920 |
22,780 |
2,839 |
1,834 |
- |
16,656 |
391,805 |
対前年度 |
▲3.8 |
52.8 |
▲15.5 |
10.0 |
37.0 |
201.6 |
104.7 |
- |
16.4 |
▲8.0 |
【参考】平成22年度訪日外国人宿泊者数(延べ数)の状況について(PDF)
詳細なデータはこちら→平成22年度観光入込客数及び訪日外国人宿泊者数(Excel)