オロフレ地熱利用野菜組合現地研修会開催(壮瞥町)

 令和7年1月9日(木)に、オロフレ地熱利用野菜組合現地研修会が開催され、生産者とJA職員の計11名の参加がありました。
 当行事では、オロフレトマトの団地ハウスを巡回し、生育調査と病害虫の発生状況を確認しました。昨年と比較し、生育状況は同等で、灰色かび病の発生は少ない状況でした。
 巡回後、情報交換会を開き、病害虫「トマトキバガ」に関する研修が実施され、当普及センター職員が防除の対策を説明しました。
 オロフレトマトは温泉熱を利用した加温ハウスにより、害虫の少ない冬季間の栽培が可能で、道内では一番早い1月からの出荷が可能です。開催当日は、JAより集荷と選果の日程がアナウンスされました。
 また、オロフレトマトは減農薬・減化学肥料栽培の「YES!clean」の認証を受けうるとともに、暖房手段は温泉熱をのみを使用し、化石燃料を使用しない環境負荷低減に繋げる農業を実践し、高い産地ブランド化を実現しています。

写真1

巡回時の様子

写真2

情報交換会の光景

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