9月10日に、西胆振管内新規就農者現地研修会(普及センター主催)を開催し、新規就農者9名の参加がありました。当研修は就農して5年以内の農業者が参加対象で、北風農園(洞爺湖町)、大作農園(壮瞥町)の2農場を訪問しました。
北風農園では代表の北風氏より、就農のきっかけ、キャベツ栽培の他、人材雇用等の説明がありました。特に印象的な言葉は、「新規就農時にお世話になった親方農家とは、義理の父母のように慕い、敬意を払いながら接して教えてもらった」、「地域の人との関係を大切にし、人の繋がりを大事にして欲しい」とのアドバイスでした。
北風農園
代表の北風氏
大作農園(壮瞥町)では代表の木村氏より、環境制御型ハウスによる栽培管理の自動化(自動巻き上げ機、CO₂発生装置)の取り組み紹介があり、当施設を自ら設置し低コスト化を図った工夫点などの説明がありました。参加者の関心は高く、多数の質問が挙げられました。
また、各参加者より自己紹介が行われ、新規就農者同士の交流が深まり、大変充実した研修となりました。普及センターでは、今後も新規就農者への支援と交流の場づくりを企画して参ります。
大作農園
環境制御ハウス内(キュウリ)