いぶり・ひだか有機農業ネットワーク研修会を開催しました

  8月6日に「いぶり・ひだか有機農業ネットワーク研修会」を開催し(事務局:振興局、普及センター)、管内の有機農業者、関係機関を含む計35名の出席がありました。
 研修内容は、壮瞥町の自然農業社にて有機栽培ほ場を視察しました。大豆のカルチ除草のポイントとして、大豆出芽後、株間に発生する雑草に土を少しずつかけながら、株間の雑草に日光が当たらないようにする工夫(小豆では大豆より成長が遅いため、出芽前に一度実施)や、緑肥(クリムソンクローバー)を活用したダイズシストセンチュウ抑制の取り組み等を説明いただきました。

写真①

現地研修時

写真②

豆類の除草について

 現地研修後は壮瞥町地域交流センター山美湖で、佐伯農園(洞爺湖町)より「持続可能な農業の実現に向けて」と題し、ミニトマトの高温対策における遮光ネット(遮光率50%)の活用、オランダの品種「ダルタリー」の導入をはじめ、数多くの有機栽培の事例を紹介しながら有機農業の可能性について講演いただき、参加者は理解を深めました。
 参加者からは、「有機栽培ほ場を視察し、直接経営者のお話を聞くことができ、貴重な経験ができた」「有機農業の新たな発見と可能性が理解でき、今後の営農に活かしていきたい」という声が聞かれました。
 振興局と普及センターでは、今後も有機農業者への支援と交流の場づくりを企画して参ります。

写真③

講演時

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