センシング技術で上空からギシギシの判別が可能な時代に!

10月13日に安平町において、ICT活用型草地管理普及促進事業に関する現地研修会(主催:道農政部畜産振興課)が開催されました。
当日は胆振管内外の農業者、JA職員を含め19名の出席があり、ドローンおよび人工衛星によるセンシング技術を活用した草地のピンポイント更新技術に関連する情報提供が行われました。

冒頭、農水省道農政事務所よりエコ畜事業(農水省)の対象メニューにもなっている「草地のピンポイント更新技術」についての説明があり、今回のテーマであるドローン・産業用無人ヘリによるセンシング画像の解析結果に基づき、除草、施肥改善、播種を行うことが事業メニューの対象になるとの説明がありました。

また、本研修会のメインテーマである草地のセンシングについては画像処理を行う2つの企業担当者による座学が行われ、これまで道内で行われてきた実証事業の結果について情報提供が行われました。

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              草地のセンシング座学研修

その後、町内の採草地に移動し現地実演が行われ、多くの参加者はドローンによる植生(画像)撮影と、産業用無人ヘリによるギシギシへのピンポイント模擬散布の様子を見守っていました。現在、ドローン等による除草剤少量散布登録がとれた除草剤がない現状を踏まえ、出席した農業者からは少量散布登録の除草剤ができれば、省力化につながるので今後、期待したいとの意見が出されました。

写真2

              ドローンの画像撮影の説明

写真3

         画像解析による雑草診断

写真4

              無人ヘリによる模擬散布

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