胆振総合振興局の紹介(管理課)
沿革
平成14年4月(2002年4月)道有林を管理、整備する苫小牧道有林管理センターと胆振支庁管内の民有林を対象として技術指導等を行う林業指導事務所を統合し、新たな体制として「胆振森づくりセンター」に改称しました。 平成22年4月(2010年4月)北海道の支庁制度改革「北海道総合振興局及び振興局の設置に関する条例」が施行されたのに伴い、「胆振総合振興局森林室」と改称しました。
道有林(胆振管理区)の沿革
道有林胆振管理区は、明治39年模範林として国から22,949haを譲り受け、累標(ルベシベ・むかわ町穂別)、幌内(厚真町)にそれぞれ監護員駐在所を創設した時に始まります。
その後、監護員駐在所は森林事務所と改称し、所在地も厚真村振老(厚真町)から安平村追分(安平町追分)へと移転、昭和11年には、苫小牧に事務所を移し「苫小牧森林事務所」となりました。
この間、さらに9,231haを公有林として国から譲り受け、昭和17年には林政改革で室蘭営林区署へ所管替えになるなどの変遷を経て、昭和22年、地方自治法の制定に伴い国有林と分離し「苫小牧林務署」が発足しました。
平成6年には、組織再編により「苫小牧道有林管理センタ-」と改称しました。
林業指導事務所の沿革
昭和24年、国の林野局改革により指導部研究普及課が設置されたのを受け、北海道では翌年の昭和25年に林業専門技術普及員13名、林業地区技術普及員50名の計63名体制で民有林における技術の改善、林業経営の合理化、森林整備の促進を進めるため、林業普及指導事業を開始しました。
胆振支庁管内では同年、胆振支庁(室蘭)、伊達、豊浦、苫小牧に林業地区技術普及員が配置され、昭和29年以降早来、厚真、鵡川、白老、穂別と増員された後、昭和44年に胆振西部地区(豊浦)、昭和46年に胆振東部地区(苫小牧)と2ヶ所の林業指導事務所に集約しました。
胆振総合振興局森林室 庁舎
道有林管理区域