infuruenza


infuruenza


inhuruenzafig2.gif

 

 

< 目 次 >

      ● ワクチンを受けるために


 

 インフルエンザにかからない、かかっても軽度で済むようにインフルエンザウイルスを知り、ウイルスから身を守るための対策が必要です。

インフルエンザによる歴史

 インフルエンザは感染力が強く、症状は「かぜ症候群」よりずっと重く、悪化すれば死につながることもある病気です。定期的に流行し、古くは「スペイン風邪」として世界で2,500万人もの死者を出し、1999年は高齢者の肺炎や乳幼児の脳炎、脳症など合併症を引き起こして多くの死者を出しました。

インフルエンザウイルスの種類

 インフルエンザは直径1万分の1ミリという大きさのインフルエンザウイルスによって感染します。表面は2種類のトゲ(スパイク蛋白)でおおわれ、トゲの組み合わせからA型、B型、C型に分類されます。毎年冬に大流行を引き起こすのがA型。B型はそれ以外の時期に地域的にはやり、C型は大きな流行は起こさないとされています。生きた細胞の中でしか増えることができず、低温と乾燥を好みます。

 

インフルエンザの症状

 インフルエンザの典型的な症状は次のとおりです。普通の風邪に似ていますが、かなり重いのが特徴です。気管支炎や肺炎などの合併症もみられ、乳幼児がかかると脳炎、脳症を併発し、死亡する例もあります。潜伏期は1~5日とされ、症状は2~3日、ときには5日を越えることがあります。

     <インフルエンザの症状>


 

●突然の発熱・悪寒   ●鼻 汁    ●鼻づまり    ●くしゃみ   ●せ き        ●のどの痛み  ●関節痛・筋肉痛(ふしぶしの痛み)

 

飛沫感染で広がるインフルエンザ

 インフルエンザウイルスは飛沫感染によって広がります。感染者が会話やくしゃみ、せきなどをする際に、ウイルスが唾液や鼻水とともに体外に排出されます。空気に漂うウイルスが周囲の人に吸われて感染していくのです。せき1回で10万個、くしゃみ1回で約100万個の粒子が、周囲数メートルまで飛び散ります。また手に付着したウイルスが、口や鼻、目から感染することもあります。

     <気をつけたいハイリスクグループ>








 

 ハイリスクグループとはインフルエンザに感染すると症状が重く、死亡率が高いと考えられ人々のことです。予防はワクチン接種がすすめられています。妊産婦や慢性疾患を持つ人は医師にご相談ください。
●乳幼児        ●高齢者(65歳以上)   ●妊産婦   
●慢性肺疾患の人(気管支喘息、慢性気管支炎、肺結核など)
●心臓に病気を持つ人  ●腎臓に病気を持つ人
●糖尿病など代謝異常のある人            ●免疫不全状態の人
●アルコール依存症の人








 

からだの抵抗力をつける

 ● 十分な栄養と休養をとる

 ● ストレスをためない

ウイルスをもらわない

 ● 人込みを避ける

 ● 室内の乾燥に気をつける(湿度は60~70%に)

 ● マスクを着用する(マスクでウイルスの侵入を防ぐのは無理ですが、のどの保温・保湿に効果があります)

 ● 手洗いとうがいをする

免疫をつける・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・予防接種を受けよう

 ワクチンはインフルエンザによる合併症や死亡を予防し、健康被害を最小限にくい止めることができます。もしワクチン接種後にインフルエンザにかかったとしても、症状が軽くてすみますし、高齢者のワクチン接種者は、接種していない人に比べて肺炎で死亡する率が4分の1に減るという報告があります。海外の主要国では基本的な予防法です。

 

 inhuruenzafig1.gif

 

 

                       

どうして毎年インフルエンザワクチンの接種が必要なの

 インフルエンザの型は、表面のトゲの組み合わせから分類されています。ワクチンはこの型に対応して作られます。しかしトゲはしばしば変異が起こるため、以前のワクチン(免疫)が効かなくなってしまうのです。また10~40年の周期でやってくる大きな変異により、新型のインフルエンザウイルスが出現し、大流行の恐れがあります。

 

ワクチンの接種時期はいつがいいの

 流行の1ヶ月前くらいの11月~12月の間に、1回又は1~4週間の間隔をおいて2回接種します。一般に成人は、過去のインフルエンザ流行時の免疫があり、1回の接種でも免疫効果があると考えられています。特に65歳以上の高齢者については、1回の接種で十分に抵抗力がつくとの研究結果が報告されています。

 

ワクチンの留意点

 ワクチンは過去に接種の事故が起きていることなどから、現在日本では任意接種(自分で希望して医療機関に行って受ける)となっています。次にあげる点についてもご注意ください。

● インフルエンザ以外の「かぜ症候群」には効果がありません。

● 毎年接種する必要があります。

● ワクチンは育成鶏卵で増殖したウイルスを材料に使うことが多いため、過去にワクチンで  アレルギーを起こした人、鶏卵や鶏肉に過敏症のある人は接種を受けられません。

 

ワクチンの接種料金はいくら

 インフルエンザワクチンは、任意接種であり保険の適用を受けません。このため、接種費用は自己負担となり、各医療機関が定めた接種料金を支払うこととなります。

 事前に、各医療機関へ電話で接種回数と料金を確認のうえ、申し込むことが必要です。

 65歳以上の方は、各市町村で異なりますが、自己負担が一部免除されているか又は無料となっていますので、お住まいの市町村役場へお問い合わせください  

                                

 

 インフルエンザを治す特効薬が開発されてきていますが、かかったかな?と思ったら、早めの受診が大切です。

● 睡眠を十分にとり、安静にする
● 消化がよく、ビタミン、たんぱく質など栄養のあるものを食べる
● 高熱で脱水症状になりやすいので、水分補給を
● 体を冷やさないように、室温は20~22度に保つ
● 乾燥は呼吸器を傷めるので、温度は60~70%を目安に

 発病3日目までの期間が最も感染力が強いので、感染を広げないために外出などはできるだけ避けましょう。

  <注意したいハイリスクグループ

 ハイリスクグループの人は、いったんインフルエンザにかかると重症化しやすいので、病気の経過を注意深く見守ることが大切です。インフルエンザの流行期には、いつもと少し違うかなと思うことがあれば、早めに医療機関で受診しましょう。
● 高齢者は高熱や全身倦怠感などの自覚症状があまり現れない場合があり、食欲不振や軽い不快感をインフルエンザとは思わずに放置していたら、急に衰弱、肺炎を起こしていたなどということもあります。
● 乳幼児は脳炎や脳症などの合併症に注意が必要です。お茶、ミルクなど水分をとってもすぐに吐いてしまったり、けいれんを起こした時はすぐに医療機関で受診してください。

インフルエンザの治療に使われる薬

 インフルエンザの治療は、発熱やのどの痛みなど症状に応じた対象治療が基本となります。ウイルスに直接作用する抗ウイルス薬も開発されていますが、予防にまさる治療はないという観点から、ワクチン接種が重要な予防手段となります。

● 解熱剤
  高熱を下げるのに使われますが、ウイルスによる感染症の発熱は、ウイルスを増殖させないための防御反応といわれています。ですからむやみに熱を下げようとせず、体が必要以上に衰弱したり、高熱が続く時に使いましょう。
  特に、インフルエンザ脳炎・脳症になった場合に、ジクロフェナクナトリウム製剤  (フェニル酢酸系消炎鎮痛剤)は悪化の恐れがありますから、使用は避け、まずは医師に相談を。
● 抗性物質
  細菌性の肺炎や気管支炎、中耳炎などの合併症予防に効果があります。
● 抗ウイルス薬
  ウイルスの増殖を抑え、症状を軽減します。アマンタジンはパーキンソン病の治療薬として利用されてきましたが、A型インフルエンザウイルスに効く薬として平成10年11月から医師が処方できるようになりました。

またA型・B型ウイルスの両方に、ノイラミダーゼ阻害作用により効果を示す2薬剤が開発され、ザナミビルの吸入薬が平成11年12月に保険適用となり、経口薬であるリン酸オセルタミビルが平成13年2月に経口剤として、平成14年4月には小児用のドライシロップが使用可能となっています。

これらは発症後40~48時間以内に服用しないと効果がないとされていますので、症状がある場合には、すぐに最寄の医療機関を受診してください。

 

 インフルエンザに関する詳しい情報を更に必要な方は、次の機関へリンクすると多くの情報が得られますので、ご利用ください。

 ● 国立感染症研究所感染症情報センター (http://www.nih.go.jp/niid/ja/from-idsc.html  )

image1.jpg

backhome.gif

カテゴリー

お問い合わせ

胆振総合振興局保健環境部苫小牧地域保健室(苫小牧保健所)企画総務課

〒053-0021苫小牧市若草町2丁目2番21号

電話:
0144-34-4168
Fax:
0144-34-4177

page top