感染性胃腸炎について
感染性胃腸炎とは
・主にウイルスや細菌などの病原体による感染症。
・原因となるウイルスには、「ノロウイルス」、「ロタウイルス」、「サポウイルス」、「アデノウイルス」などがあります。
・主な症状は、腹痛、下痢、嘔吐、発熱です。潜伏期間は、概ね1~3日程度です。
・感染性胃腸炎は、通年発生しますが特に春期と冬季に多く発生する傾向があるため、注意が必要です。手洗いの励行などにより、感染を予防しましょう。
予防方法について
☆手洗い
・感染予防には、平時から手洗いの励行が大切です。手を洗うタイミングは下記のとおりです。
1. 外出先から帰ってきたとき
2. トイレを使用した後
3. 汚れたものに触れた後
4. 調理をする前・調理中(特に、肉・魚に触れた後や料理を盛り付ける前)
5. 食事をする前
【効果的な手洗い】
・石けん、ハンドソープなど洗浄剤を使う。
・流水で洗う。
・手洗いを二回繰り返すと効果的。
・タオルを共用せず、ペーパータオルなどを使用する。
☆消毒
次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤、0.02~0.1%)や加熱(85℃1分以上)が効果的
※次亜塩素酸ナトリウムは手洗い後の消毒に用いてはいけません。
☆汚染物の処理
感染を広げないためには、ふん便や吐ぶつの適切な処理が非常に重要です。
汚染物を飛散・乾燥させないように周囲から隔離し、消毒剤の適切な使用、マスクや手袋の使用に
よる自己の感染防止策などにより、感染拡大を防ぎましょう。
社会福祉施設等で感染性胃腸炎が発生した場合の対応について
保健所では、社会福祉施設等で感染症が発生した場合、感染拡大防止策や職員を感染症から守るための対策を一緒に考えさせていただきます。また、発生状況により、保健所の職員がお電話や実際に施設をお伺いし、発生状況などを確認する積極的疫学調査を実施します。
感染症発生時は、早めにご相談いただいたことで、感染拡大せず早期に収束した事例もあります。そのため、感染症の発生があった場合は、報告基準を満たしていなくても、早めに保健所にご相談ください。
保健所への報告基準
1. 感染性胃腸炎が疑われる者が、施設の利用者や職員から10名以上または全利用者・職員の半数以上発生した場合
2. 上記1に該当しない場合であっても、通常の発生動向を上回る患者の発生が疑われ、特に施設長が報告を必要と認めた場合
【子ども関連施設、社会福祉施設等で感染症が発生した場合の疫学調査票はこちら】

