ひきこもりに関する相談
ひきこもりとは
様々な要因によって生じ、結果的に社会的な参加の場が狭まり、自宅以外での生活の場が長期にわたって失われている状態のことをさします。しかし、その背景には、統合失調症やうつ病、発達障害、強迫性障害、社会恐怖などの疾患が存在する場合も少なくなく、最近では、ひきこもりには多彩な精神疾患が関与していることが指摘されるようになってきています。
ひきこもり当事者が抱える問題とは
ひきこもりが長引くと、孤独感や無力感が高まり、さらには強い不安も生じてくるため、そこからの脱出が難しくなります。ひきこもりのご本人は、自信を失い、自分を責めたり、将来への不安と焦りで身動きがとれなくなることもあります。
ご家族は周囲に話しにくい、理解されにくいストレスや、将来への不安があることと思います。ひきこもりがある程度長期化し、回復のきっかけが見つからない場合は、ひとりで悩んだり、家族の力だけで何とかしなければと考えず、専門の相談機関に相談することも必要です。
ひきこもりに関する相談窓口
☆室蘭保健所では、ご本人・ご家族等からのひきこもりに関するご相談を受けています。
【保健師による相談:月~金曜日(祝日を除く)9:00~17:00/連絡先:0143-24-9846】
☆また、同じ悩みを抱える家族が支え合う場として「ひきこもり家族交流会」を開催しています。
【詳細は「各種つどい・交流会のご案内」のページをご確認ください】
(参考)厚生労働省の主な取組み
☆厚生労働省では、ひきこもりに関する情報がまとめられたひきこもり支援ポータルサイト「ひきこもりVOICE STATION」が開設されています。
ひきこもりに関する基礎情報/全国の相談窓口/イベント情報(シンポジウム・サミットなど)/当事者経験のある著名人・支援者によるインタ ビュー記事/当事者や家族、支援者などの声を集めたラジオ風音声コンテンツなど
興味深い記事が掲載されていますので、ご興味のある方は是非覗いてみてください。