ひきこもりに関する相談
ひきこもりとは
様々な要因によって生じ、結果的に社会的な参加の場が狭まり、自宅以外での生活の場が長期にわたって失われている状態のことをさします。しかし、その背景には、統合失調症やうつ病、発達障害、強迫性障害、社会恐怖などの疾患が存在する場合も少なくなく、最近では、ひきこもりには多彩な精神疾患が関与していることが指摘されるようになってきています。
ひきこもり当事者が抱える問題とは
ひきこもりが長引くと、孤独感や無力感が高まり、さらには強い不安も生じてくるため、そこからの脱出が難しくなります。ひきこもりのご本人は、自信を失い、自分を責めたり、将来への不安と焦りで身動きがとれなくなることもあります。
ご家族は周囲に話しにくい、理解されにくいストレスや、将来への不安があることと思います。
ひきこもりがある程度長期化し、回復のきっかけが見つからない場合は、ひとりで悩んだり、家族の力だけで何とかしなければと考えず、専門の相談機関に相談することも必要です。
ひきこもりに関する相談窓口
・保健所では、ご本人・ご家族等からのひきこもりに関するご相談を受けています。
また、同じ悩みを抱える家族が学びあい、支え合う場として「ひきこもり家族交流会」を開催しています。