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ホーム > 保健環境部 > 保健行政室 >  ダニ媒介感染症について


最終更新日:2018年8月09日(木)

ダニが媒介する感染症に注意しましょう!!

 マダニはライム病、回帰熱、日本紅斑熱、ダニ媒介脳炎、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などの病気の原因となる病原体を保有していることがあり、咬まれることで病気に感染することがあります。
 レジャーや野外作業などで山や草むらに入る場合には、マダニに咬まれないように対策をしましょう。

室蘭保健所管内においても、ダニ媒介感染症が発生しております。

マダニとは?

・ 森林や草地など屋外に生息する比較的大型のダニです。
・ マダニはほ乳類や鳥類などの動物の血液を吸って生きています。
・ 草原や林内などに広く生息しています。民家の裏山や裏庭、畑、あぜ道などにも生息しています。屋内、住宅街や公園内、畑地や牧草地などヒトの管理が行き届いた場所にはほとんど生息していません。


マダニが媒介する感染症

ライム病

細菌の一種であるスピロヘータ-による感染症です。病原体はスピロヘータ-科のライム病ボレリアです。ライム病ボレリアを保有したマダニに咬まれることによって感染します。ヒトからヒトへうつることはありません。

・ 潜伏期間 : 12~15日程度
・ 症        状 : インフルエンザ様症状(頭痛、発熱、筋肉痛、倦怠感等)、遊走性紅斑、まれに心筋炎・髄膜炎
・ 治        療 : 治療には抗菌薬が有効です。

回帰熱

回帰熱とは、ダニあるいはシラミによって媒介される細菌の一種であるスピロヘータ-による感染症です。病原体はスピロヘータ-科ボレリアです。自然環境に生息するダニ、あるいはシラミに咬まれることによって媒介、伝播されます。ヒトヒト感染、動物経由の感染はありません。発熱期、無熱期を数回繰り返すのが特徴です。

・ 潜伏期間 : 7~10日程度
・ 症        状 : 発熱(39度以上)や頭痛、筋肉痛、関節炎、倦怠感等
・ 治        療 : 治療には抗生剤を使用します。

ダニ媒介脳炎

ダニ媒介脳炎は、マダニによって媒介されるウィルスによる感染症です。日本では北海道において発生が確認されています。病原体はマダニによって媒介されるフラビウィルス属のウィルスです。

・ 潜伏期間 : 7~14日程度
・ 症   状 : 発熱、筋肉痛、麻痺、意識障害、けいれん、髄膜炎、脳炎等
・ 治   療 : 特別な治療方法はありません。症状に応じた対処療法が行われます。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは、2011年に初めて特定された新しいウィルスによる感染症です。病原体は、SFTSウィルスです。ウィルスを保有しているフタトゲチマダニなどのマダニに咬まれることにより感染します。

・ 潜伏期間 : 6~14日程度
・ 症   状 : 発熱、消化器症状(嘔気、腹痛、下痢等)、筋肉痛、血液所見では血小板・白血球減少など
・ 治   療 : 特別な治療方法はなく、症状に応じた対処療法が行われます。

予防方法 ~ マダニに咬まれないための対策 ~

・ 草むら、藪、森林など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖・長ズボン(ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる、また登山用スパッツを着用する。)、足を完全に覆う靴(サンダルなどは避ける)、帽子、手袋を着用しましょう。

・ 首にタオルを巻く等して、皮膚の露出を少なくしましょう

・ 服は明るい色のもの(マダニを目視で確認しやすい)や化学繊維素材のもの(マダニがつきにくい)がお薦めです。

・ 屋内活動後は必ず入浴し、体や頭をよく洗って、新しい服に着替えましょう

・ マダニに咬まれていないことも確認しましょう。

・ DEET(ディート)、イカリジンの2種類の成分を含む虫除け剤の中には服の上から用いるタイプがあり、補助的な効果があるといわれています。あくまでも補助となりますので、虫除け剤を過信せず様々な対策と組み合わせて活用してください。

・ 国立感染症研究所が作成しているパンフレット図解を併せて確認ください。
 → 「マダニ対策、今できること(国立感染症研究所)」


マダニに咬まれた場合の対応

・ 吸血中のマダニが体に付いていることを確認した場合、無理に引き抜くことはしないでください。無理に引き抜こうとすると、マダニの一部が皮膚内に残り、化膿したり、マダニの体液を逆流させてしまう恐れがあります。医療機関(皮膚科等)にて処置(マダニの切除、洗浄など)をしてもらってください

・マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱、食欲低下、おう吐、下痢などの症状が見られた場合は医療機関を受診して診察を受けてださい。ダニに咬まれたことを医師に伝えてください。


関連リンク


・ ダニ媒介感染症について(北海道庁)
・ マダニ対策、今できること(国立感染症研究所昆虫医科学部)
・ 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について(厚生労働省)
・ ライム病とは(国立感染症研究所)
・ 回帰熱について(厚生労働省)

このページに関するお問い合わせ
室蘭保健所健康推進課健康支援係
〒051-8555 北海道室蘭市海岸町1丁目4番1号
                            むろらん広域センタービル2階 
電話番号:0143-24-9846
FAX番号:0143-23-1446